野球肩

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連日高校野球の熱戦が続いております。勝利に向かって必死に挑む姿に毎年感動させられますが、一方身体の故障に泣く選手がいることもまた現実。限られた高校生活を怪我で終わらせまいようにしたいものです。
野球肩に対する簡単なチェック項目をまとめてみました。

肩の前面、深部、胸(肩に近い部位)が痛む

○肘が下がった状態で体が開いている
○テイクバックが肩甲骨面より後ろまできてしまい担ぎ投げになっている
○肘のしなりや外旋が使えていない

肩の後ろ側が痛む

○肘が下がり方の外旋筋群に負担がかかり過ぎている

上腕の前側、肘の後ろ側、肩の深部

○フォロースルーが中途半端
○肩甲骨と腕がペアで動かせていない
○前足に体重が乗っていない

投球後首の付け根から肩にかけての痛み

○肩をすくめてテイクバックしている
○テイクバックが肩甲骨面より後ろまできてしまい肘が下がっている。

まずはテイクバック時に腕が力み過ぎていないこと。
リリースするまでの肘の軌道が下がり過ぎていないこと。
「肩」とは肩甲骨、胸鎖関節から始まると意識すること。
無理して速い球を投げようとせずゆっくり身体に無理のないフォームをつくっていくこと。
など意識してチェックしてみて下さい。

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