ぎっくり腰

9/13

今日のお昼頃に初めての方からぎっくり腰になったので施術して欲しいとご予約があり、その方から3時ごろにお電話があり「あまりに痛すぎて辿りつけそうにないのでキャンセルします」と連絡がありました。
きっと今は痛くてずっと寝ておられ、このブログを見ている余裕はないことと思いますが対処法を書いておきます。

とにかく患部を冷やして下さい。

ビニール袋に氷をいれて布で温度を調整して20分冷やす。その後20分休憩してまた20分冷やす。これをもう1回して計3回冷やして下さい。症状が強ければまだ2,3回やってもいいです。

これも1日に3回くらいやってください。

よく、冷えピタでもいいですか? とか アイスノンでもいいですか? と聞かれますが、冷えピタでは炎症を冷やすのに効果はないですし、アイスノンだとゴツゴツしていて患部をしっかり冷やせません。面倒かもしれませんがビニール袋に氷がベストです。

当院まで来れないほどのぎっくり腰ですので、症状はかなりきついです。
炎症反応は一般的には3日続くと言われています。出来るだけ安静にしてとにかく冷やして下さい。(電話の方は男性で、男性はあまりまめにしませんがとにかく冷やす)

トイレに行くのも辛いようでしたら、股関節(足の付け根、恥骨の高さ)のところをヒモなり長いタオルでまくと楽だと思います。

3日ほどして、いくらか痛みが治まってきても患部の筋肉は皮膚を刃物で切ったように、キズが入っていると思って下さい。
痛みが緩和していても最低でも2週間は「治った」ということではないのでご注意ください。

また「ぎっくり腰はクセになる」とよく言われますが、それは痛みのきつい時期に痛みから逃げるためと、姿勢を維持するために筋肉がアンバランスな状態で固まります。
痛みがなくなったのちにそのアンバランスな筋肉の緊張が取れていればクセになることはありません。痛みが治まっても整体・鍼灸施術を受けておくことをお勧めします。

その時の緊張が残ったままだと痛みがとれても歪みが取れず、ひずみの負荷のかかる場所の疲労が自分の回復力を越えた段階で再び症状を出します。

そもそもぎっくり腰を起こすこと自体が日頃の疲労を回復できていない証拠ですので

痛くないからOK

ではなく、

日頃が快適だからOK!

になるまで、ご注意くださいませ。

また来院出来そうであればいつでもご連絡下さい

ではお大事に!

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