不妊の原因を東洋医学で解説|鍼灸で整える4体質

「何年も治療しているのに授からない」

「検査では異常がないと言われた」

そんな不妊のお悩みを抱える方は少なくありません。

池田市で開業している当院にも、同じ悩みを抱えて来られる方が多くいらっしゃいます。

西洋医学とは違い、東洋医学では体全体のバランスから「妊娠しやすい体作り」にアプローチしていきます。

このページでは東洋医学からみた不妊の4つの代表的な原因と、鍼灸でどのようにアプローチできるのかを、できるだけやさしい言葉で解説します。

東洋医学が考える「妊娠しやすい体」とは

東洋医学では、妊娠を「命をはぐくむ力」と捉え、体全体の状態と深く結びついたものと考えます。具体的には、

次の5つの視点から体を整えることを大切にしています。

  • 生命エネルギー(元気度)を高める
  • 消化吸収を高め、栄養のある血液をつくる
  • 子宮の冷えをとる
  • 滞っている気の流れをよくする
  • 古くなった老廃物を排出する

卵巣や子宮だけを診るのではなく、「その土台となる体全体」を整えることが、妊娠しやすい体づくりの基本になります。

東洋医学からみる不妊の4つの原因

①腎虚タイプ — 生命エネルギーの不足

東洋医学の「腎」は、生殖機能や生命エネルギーと直結する大切な臓です。

働きすぎ、睡眠不足、慢性的なストレス、体を冷やす生活

などが続くと、この腎の力が消耗し、新しい命を育てるエネルギーが不足してしまいます

基礎体温が全体的に低い、足腰がだるい、疲れやすい、冷えが強い

といったサインのある方は、このタイプの傾向があります。

改善のポイントは「休むこと」と「冷やさないこと」。

無理のない生活リズムと、下半身を温める習慣が土台になります。

②血虚タイプ — 栄養のある血液が足りない

血虚とは、体を栄養する「陰血」が不足している状態です。

胃腸が弱く食べ物からうまく栄養を吸収できなかったり、偏った食事やダイエットで材料が足りないと、質のよい血液がつくれず、子宮や卵巣まで十分な栄養が届きません。

顔色が悪い、髪や爪がもろい、生理の経血が少ない・色が薄い、立ちくらみがある方

はこのタイプに当てはまりやすい傾向です。

しっかり食べて、しっかり消化できる胃腸に整えることが先決。

良質なたんぱく質・鉄・ビタミン類を意識した食事がベースになります。

③胞寒タイプ — 子宮が冷えている

「胞」とは子宮のこと。

胞寒は、子宮の中に冷えが停滞している状態を指します。

もともと冷え性の方、生理中に体を酷使した方、慢性的に陽気(体を動かすエネルギー)が不足している方は、体の余分な水分がうまく温められず、子宮まわりに冷えがたまっていきます。

生理痛が重い、経血にかたまりが混じる、下腹部がいつも冷たい

といったサインは胞寒タイプの特徴。

お腹や腰をしっかり温めること、薄着・冷飲食を控えることが、妊娠しやすい子宮環境への第一歩です。

④痰瘀互結タイプ — 滞りと老廃物の蓄積

脂っこいもの、味の濃い食事、ストレス過多、運動不足などが続くと、

体の中に余分な水分や老廃物(痰湿)がたまり、気や血の巡りも悪くなります。

この「滞り」と「古い血」が絡み合い、子宮や卵巣の環境を悪くしてしまうのが痰瘀互結タイプです。

体が重だるい、むくみやすい、経血にかたまりが多い、舌に紫色や黒い点が出る

といった特徴があります。

食生活の見直しと、気血の巡りを促すケアがカギ。鍼灸が得意とする領域でもあります。

当院の鍼灸・整体でできること

池田市で2008年に開業してから、不妊のお悩みに向き合ってきた当院では、東洋医学的な体質の見立てと、整体による骨格・内臓まわりのバランス調整を組み合わせて、お一人おひとりに合わせた不妊ケアを行っています。

 

婦人科の通院と並行して通われる方も多く、

「体が温まるようになった」

「生理の質が変わった」

といった変化を感じていただけるケースが少なくありません。

妊娠しやすい体づくりは一朝一夕ではありませんが、体は必ず変化していきます。

焦らず、一緒に整えていきましょう。

よくあるご質問

Q、鍼灸で本当に妊娠しやすくなるのですか?

A,鍼灸は、自律神経や血流、ホルモンバランスを整える働きが期待されます。

即効性のある施術ではありませんが、継続することで「冷えが取れた」「生理の状態が整った」という方は多くいらっしゃいます。

婦人科と併用いただくことで、お互いのよさを活かすことができます。

実際に公的データや新聞でも鍼灸の妊娠率への効果は報告されています。

詳しくはこちら妊娠率アップ|公的データ・新聞が示す事実

 

Q、病院の不妊治療と併用しても大丈夫ですか?

A,はい、問題ありません。むしろ併用されている方がほとんどです。

人工授精や体外受精に取り組みながら、体調管理やストレスケアの一環として鍼灸を選ばれる方が増えています。

病院に通院中の内容や流れ、ご希望を事前にお知らせいただければ、それに合わせて施術を組み立てます。

 

Q、どれくらい通えば変化を感じられますか?

A,体質や状態により個人差がありますが、約3か月~6か月を一つの目安にしてください。池田市内だけでなく、豊中市・川西市など近隣エリアから通われている方も多くいらっしゃいます。

まずは冷え・睡眠・生理の状態など、ご自身で感じられる変化を指標にしながら、無理のないペースで続けていただくことをおすすめしています。

まとめ

東洋医学からみた不妊の原因は、「腎虚」「血虚」「胞寒」「痰瘀互結」の4つに大きく分けられます。

西洋医学的な原因はこちらをクリック

どのタイプにも共通するのは、

体全体のバランスを整えることが、妊娠しやすい体づくりへの近道

だという点です。

「検査では異常がないのに授からない」

「冷えや生理の不調も気になる」

そんな方は、一度ご相談ください。池田市で長年、不妊のお悩みに寄り添ってきた当院が、あなたの体質に合わせたケアを丁寧にご提案いたします。

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