アトピーの免疫力って上げるのか・下げるのか

アトピーは、本当は反応しなくてもいいような

ダニ・ほこり・ハウスダスト

などなど、過剰に反応してしまっているので免疫力が高まり過ぎている。

なのでストロイドという免疫を抑制する薬を塗ると効くのです。

 

ところが一般的なアトピーの話やアレルギーの話などを見ていると

免疫は上げなければならない

免疫力UPでアトピーを解消しよう!

なんていう話を見たり聞いたり、読んだりしたことがありませんか?

 

あれ⁉ アトピーって免疫を抑制しないといけないんじゃないの??

当院でも時々この疑問を聞かれることがあります。

それに対する私の考え方はこうです。

 

やはりアトピー・アレルギーなら免疫力は上げるべきなのです

免疫というのは当然適切に反応するのがいいのです。

放っておいていいものには反応せず、10の力で対応すればいいものには10の力で対応すればいい。

ですが免疫が過剰に反応しているという事は

免疫細胞が未成熟であったり、弱いから力加減がわからず暴走して反応しているのです。

 

ですので既に反応してしまっている免疫を更に上げるのではなく、

もともと上手く働けていない免疫力をあげてあげるのです。

そうすると、適切に対応することが出来るようになり、過剰反応が消失。症状は改善していくのです。

アトピーの免疫力は内臓の血流改善とリンパ還流改善でアップする

では具体的にどうすればいいかというと

内臓。当院では特に

脾臓

肝臓

腎臓

の血流を促進していきます。

意外に思われるかもしれませんが内臓に流れる血流調整は自律神経を調整したり、血管を直接ストレッチすることで調整できるのです。

 

そうしてリンパの流れを良くするポイントを施術し、血流とリンパの流れがよくなってくると免疫力は上がってきます。

 

そうして体内の免疫力が上がるのを待つ余裕があるくらいの症状であればストロイドを使わなくてもいいでしょうし、現在急に止めれない場合は、内側からの免疫力をあげながら、外側の過剰な免疫は抑制していけばいいです。

そうしていつかステロイドを止めれるくらいの体作りをしましょう。

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