こんな腱板損傷・腱板断裂の症状でお悩みではありませんか?
- 自力で腕を上げようとすると肩に力が入らず、途中でカクンと腕が落ちてしまう
- 反対の手で支えてもらえば上まで上がるが、支えを外すと自分の力でキープできない
- 上げた腕をゆっくり下ろしていく途中で、肩の奥に激痛が走り支えきれなくなる
- やかんやフライパン、重い荷物を片手で持ち上げようとすると肩に鋭い痛みが走る
- 病院で「腱が傷んでいる・切れている」と言われ、手術を勧められたが、できれば手術せずに改善したい
腱板損傷について
腱板損傷とは
腱板損傷(腱板断裂)というのは、肩のインナーマッスルである腱板が切れてしまう事です。
切れてしまうと言っても全部切れてしまう完全断裂と、一部が切れる部分断裂とがあります。
四十肩・五十肩と症状が良く似ているので、肩が痛くて検査をしたら実は腱板損傷だった、、、という事も少なくありません。
肩関節は三角筋という表面にある筋肉(アウターマッスル)と腱板(肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋)と呼ばれる深層にある筋肉(インナーマッスル)が協調することによって動きます。
アウターマッスルは大きく太いので強い力を発揮するときに働きます。
逆にインナーマッスルは小さく細いですが、関節の近くに位置するので、関節の安定性を高める働きがあります。
肩関節は全ての関節の中で最も幅広く、多方向に動く関節ですので、安定性が非常に重要です。
インナーマッスルである腱板が切れることにより、肩関節の安定性が損なわれ、肩を上げることなどができなくなってしまったり、痛みの原因となってしまいます。
*上記のイラストは完全断裂のイラストです。
この場合は腕は全く挙がりません。
現場では部分断裂といって一部が切れているといった場合も多くみられます。
この場合は痛みはあるものの腕を動かすことは出来ます。
腱板損傷の原因
①使いすぎ(オーバーユース)
腕や手を酷使することなどが原因で起こることがあります。
例えば、長年力仕事に従事されていたり、野球のピッチャーのような繰り返し肩に負担をかけるような動作をしていた結果、腱板に負荷がかかってしまい腱板損傷を起こしてしまうということもあります。
②加齢性の変化
年齢を重ねるごとに、腱板が脆くなり、傷んでくるという事があります。
特に傷めた記憶もないのに自然に切れている事もあり、年齢別だと以下のようになります。
●40代:約5〜10%(まれに見られる程度)
まだ割合としては高くありませんが、過去にスポーツ歴や力仕事の経験がある方などに初期のほつれが確認されることがあります。
●50代:約10〜15%(10人に1人以上)
五十肩と腱板断裂の境界ラインとなる年代です。自覚症状がないまま、少しずつ腱の摩耗が始まっています。
●60代:約20〜25%(4〜5人に1人)
ここから一気に割合が増加します。肩がまったく痛くなくても、およそ4人に1人は腱の一部やすべてが切れている状態です。
●70代:約30〜40%(およそ3人に1人)
「なんとなく腕が重いかな?」程度で、本人はいたって普段どおりの生活を送れているケースがほとんどです。
●80代以上:約50%超(2人に1人・半数以上)
高齢になると過半数の方に腱板断裂が見られます。腱が切れて穴が空いていても、周囲の筋肉を上手に使って元気に腕を上げています。
③外傷
転んで肩を強く打ってしまったという場合もその衝撃のせいで腱板損傷になってしまうこともありますが、肩は打たなくても手をついただけでも肩に負担がかかり腱板断裂を起こすことがあります。
腱板損傷の症状
■肩の深い位置に感じる重い痛み
■寝ているときの痛み(特に損傷した方の肩を下にしたときに痛む)
■頭を洗ったり、背中や腰を触ったりすることが痛くてできなくなる。(力が入らなくなることもある)
■上腕の筋力が低下してしまい、繰り返し運動をしているとだるくなってくる。
腱板損傷は症状の度合いによっては激痛の場合もありますが、オーバーユースや加齢でいつの間にか切れているというケースもあるくらいなので、思いのほか激痛ではないという事もあります。
腱板損傷は筋肉のスジが切れている状態なのですが、アウターマッスル(三角筋)が動きをカバーできたりするので、肩を上げたり回したりと、意外と動かせる場合があります。
ただし、損傷部位の炎症が強い場合や、大きく切れてしまっている場合などは、三角筋だけではカバーできずに、動かせない事もあります。
その場合は、腕を上に上げようとしても腕が上がらずに肩をすくめるような形になってしまったり、肘から先が動くだけといった形になってしまいます。
四十肩・五十肩との違い
四十肩・五十肩とは痛みの出る部位・度合い、腕の動かしにくさなど非常によく似ていますが、多くの場合、四十肩・五十肩は「凍結肩」と言われたりするくらいなので、
肩関節がロックしたように一定の角度から誰かに支えてもらっても動かせなくなる事(拘縮)が多いですが、
典型的な腱板損傷の場合はこの拘縮が起こらずに、自分の力では動かせない範囲でも、誰かに支えてもらったり、逆の手で支えたりすると動く事があります。
また、腱板損傷では腕を上げていくと、ある角度の所だけで痛みが出て、上げ切ると痛みが出ないという事もあります。
例:立った状態で、腕を横から頭上に上げていく動作を行います。
「気をつけ」の姿勢の腕の位置を0°として、0°から約60°の間、約120°から180°の間では痛みは出ないが、約60°から約120°の間で痛みが出ると腱板断裂の可能性があります。
ただし、症状だけでは四十肩・五十肩との明確な違いが出ないことも多いので、MRIなどの検査で確認することも大切です。
腱板損傷に対する当院の施術
腱板を傷めている肩は、傷口(炎症部位)が非常にデリケートな状態です。
良かれと思って無理に揉んだり動かしたりすると、かえって傷口を広げて悪化させるリスクがあります。
当院では「傷んだ組織を安全に守りながら、使える機能を最大限に引き出す」2つのステップで回復を促します。
1. 鍼施術|傷口に触れず、周辺の緊張を緩めて血流を促進
腱板が傷んで炎症を起こしている部位を無理にマッサージすると、患部に直接刺激が加わり炎症を悪化させてしまう恐れがあります。
鍼は患部を動かしたり強く押したりすることなく、ピンポイントで周囲の緊張した筋肉へアプローチできるのが大きな強みです。
傷口そのものを刺激せず安全に周囲を緩め、血行を改善することで、組織の回復に必要な血流を促し、つらい痛みを落ち着かせていきます。
2. 「痛くない範囲で使える」動作の再教育|過剰な力みを取り、肩の動きを取り戻す
腱板を痛めると、「また痛むのではないか」という恐怖心から無意識に肩全体へ力が入ってガチガチに固まってしまいます。
しかし、腱板のすべてが傷んでいるわけではなく、無事な筋肉や靭帯はたくさん残っています。
当院では安全なポジションを見極めながら、「ここは動かしても痛くない」「ここまでなら使っても大丈夫」と脳と筋肉に再学習させる運動療法を行います。
過剰な防御反応(力み)を解き、痛みの出ない範囲でスムーズに動かせる領域を少しずつ広げていくことで、再び日常生活でしっかり使える肩へと導いていきます。
傷ついた腱板は元に戻らないのか?
インターネット等で「一度切れた腱板は二度と治らない」という情報を見て、不安になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、「完全断裂」でなければ、日常生活に支障のないレベルまで十分に回復を目指せます。
完全断裂の場合
腱が完全に骨から剥がれ落ちてしまっている場合は、組織をつなぎ直すための手術適応となるケースが一般的です。
手術の必要がない「部分断裂」や「微小な損傷」の場合
完全に元の腱と同じ組織に戻るわけではありませんが、損傷した隙間を埋めるように
「肉芽(にくげ)組織」と呼ばれる新しい結合組織が形成され、切れた部分の連続性が再びつながっていきます。
もちろん、元の腱とまったく同じ強度に戻るわけではありません。
しかし、この肉芽組織がしっかりと架橋され、周囲の残ったインナーマッスルがうまくサポートできるようになれば、日常生活で腕を上げたり重いものを持ったりする動作には何の問題もない状態まで回復します。
「治らないから手術しかない」と諦めてしまう前に、まずは傷ついた腱に余計な負担をかけず、自然治癒(肉芽組織の修復)を最大限に後押しする保存的アプローチを試すことが大切です。
通常の施術費用はこちらです
| 大人 | ¥5,500 |
|---|---|
| 学生以下 | ¥4,400 |
初めての方のみ
| 初診料 | ¥2,200 |
|---|
(問診検査等にじっくり時間をかけるため頂いております)
当院には遠方からお越しの方も多くおられますので、通院回数を減らすためにご希望の方には1日で2枠お取りすることも出来ます。
その場合の料金は以下となります。
1日2枠をご希望の方は
| 大人 | ¥11,000 |
|---|---|
| 学生以下 | ¥8,800 |
初めての方のみ
| 初診料 | ¥2,200 |
|---|
(問診検査等にじっくり時間をかけるため頂いております)
※ 価格は全て税込みです。
当院では現金の他、上記のクレジット、電子マネー、QRコード決済が可能です。


