今回は、小さな筋肉でありながら股関節の痛みを改善する上で非常に重要な「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」をほぐすセルフケアをご紹介します。ここがほぐれると股関節の動きが劇的に楽になりますので、ぜひ習得してください。
大腿筋膜張筋とは?小さいけれど重要な理由
・筋肉の場所: 骨盤の斜め前(真横よりも少し前側)にある小さな筋肉です。この筋肉の下は「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」という頑丈なバンドに形を変えて、太ももの外側を通り膝まで繋がっています。
・ほぐす理由: 股関節に痛みがある方は、この筋肉がカチカチに緊張しがちです。今回はこの「赤い筋肉の部分(骨盤の斜め前)」をテニスボールでピンポイントに狙ってほぐしていきます。
大腿筋膜張筋ボールセルフケアの実践方法
真横にある「中臀筋(ちゅうでんきん)」のケアに似ていますが、体を倒す角度が最大のポイントになります。
1.基本の姿勢: 痛む側(緩めたい側)を下にして横向きに寝ます。
2.ボールを当てる位置: 骨盤の真横(中臀筋のポイント)から、やや前側(斜め前)にボールをセットします。骨盤を円としたら、中心から外側へ約45度ほど進んだあたりの位置です。
3.体を前に倒して捉える: 真横を向いたままだとボールがポンッと外に飛び出してしまい、うまく筋肉を捉えられません。そのため、自分の体を少し前側(斜め前)に傾けるようにして体重を乗せていきます。
カチカチな方は激痛?痛みのコントロール法
・痛みの目安: 股関節の痛みに直結している場所なので、凝り固まっている方は最初はかなり強く痛むと思います。しかし、ほぐれてくると痛気持ちよくなり、徐々に股関節がスーッと軽くなっていきます。
・強さの加減: 痛すぎる場合は、体を前に倒す角度を少し浅くしたり、床に手や反対の足をついて体重の乗せ具合を優しくコントロールしてください。
決して無理はせず、呼吸を止めないようにリラックスしながら少しずつ緩めていきましょう。
池田市の当院からメッセージ
「真横の中臀筋と、斜め前の大腿筋膜張筋の位置がうまく体に馴染まない」「体を前に倒す角度が合っているか不安」という方は、ぜひ池田市の当院へお越しください。実際にボールを当てるミリ単位の正確な位置を、分かりやすく丁寧にお伝えします!

著者紹介 江尻俊
1997年業界入り、2008年開業。カイロプラクティック・オステオパシーを学ぶところから始め、その後鍼灸、その他の施術法を数多く学び、現在では、体・心・栄養のすべてからアプローチする独自の施術を確立し、自身が自然療法で救われた経験を原点に、お子様からご高齢の方まで、一人ひとりの不調をサポートし続けている。
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