アトピー性皮膚炎の標準治療とステロイドの塗り方

ここではアトピー性皮膚炎の標準治療について書いてみたいと思います。

現在日本皮膚科学会が作成したガイドラインによるとアトピー性皮膚炎の治療は

 

  1. バリア機能を修復し、皮膚を保護するスキンケア
  2. アレルギー性の炎症を薬でおさえる薬物療法
  3. 原因・悪化因子をとりのぞく

これが治療の3本柱といわれています。

ステロイドの塗り方

ここが重要な所なのですが、当院に来院されたアトピーの方のほとんどがこの塗り方を知りません。

ですのでガイドラインにそったステロイドの塗り方を書いておきます。

ステロイドは最初にたっぷり塗ってゆっくり減らしていく。これが大原則。

塗るタイミングはお風呂上りにすぐ

塗る量の目安はベタベタするくらい

大人の手のひら2枚分の面積に0.5gが目安。

(ワンフィンガーティップユニット 0.5gの目安はこちら)

0.5gとはお母さんの指先から第一関節の部分にチューブで出したくらい。

3~6カ月の赤ちゃんの場合0.5gで腕1本くらいが適量。

1~2歳の子で湿疹が全身に出ている場合は5グラム入りのチューブを丸1本、1回で使い切ってしまいます。

この量ははじめてみると多くの方が衝撃を受けると思いますが、これが正しいステロイドの塗り方だそうです。

ストロイドを使用した標準治療をすすめる方からすると

ステロイドのことを「怖い薬」と思いこんでいる為、

少ない量をなるべく薄くぬってしまい肝心の炎症部に薬が届かず治らないことと、

見た目上良くなったように見えても皮膚の下には炎症細胞がまだ残っており、指で触ってもつるつるすべすべの状態になるまで塗り続けなければならないこと。

そうしなければ炎症の根っこを取り切ることが出来ず、また再発してしまう。

ステロイドを止めたことによるリバウンドとはステロイドが悪い訳ではなく治療を途中で止めてしまうから再発しているだけだということです。

治療の流れは

まず2,3日

1日に2~3回ステロイドをしっかり塗る。

その後1~2週間続ける。

この段階で見た目がきれいになっていてもすぐにやめず、医師の指示を仰ぐ。

ステロイドを減らしていく時は

3日塗ったら1日は保湿剤だけ。そうして湿疹が再発しなければステロイドを塗る日を減らし保湿剤だけの日を増やしていく。

このステップダウンの治療を継続出来れば本来の免疫が高まってきて皮膚バリアも戻る。

赤ちゃんなら通常数カ月から1年くらいで保湿剤だけでよくなる。

というのが正しいステロイドの塗り方だそうです。

ポイントはこの塗り方を正しく教えてくれる医師かどうか?

ここは重要だと思います。

当院に来られるアトピーの方もほとんどがこの塗り方をわかっていません。

ただぶっきらぼうに

「この薬を塗りなさい」

と言われただけの方も多いです。

その場合どうしても、見た目にひどいところだけに塗りがちになります。

この記事を読んでご自身でこの治療法が必要かどうか判断し、必要と判断されたのであればこの治療法を取り入れられてはいかがでしょうか。

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