症例報告 ・ 脊柱管狭窄症による腰痛

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80代女性

ー症状ー
数十M歩くと左の腰部から左脚後面にかけて痛みとしびれが出て、歩けなくなる。これまでも何度か同じような症状が出ていたが、整形外科にて注射をうっていればいれば2週間ほどで治っていた。今回は1カ月たっても治らず知人の勧めにて来院される。

ー施術ー
骨盤のねじれ、腰部の狭窄がきつく腹圧も弱い。殿部から下肢にかけての筋硬結、冷えも顕著で、肋骨のローテーションから頸椎の運動制限も強い。
肋骨のゆがみを取っていくことに最も身体が反応されたので、体幹を中心にして頸椎と骨盤のゆがみを取り筋硬結の改善、血流促進をはかる施術を始める。

初めのうちは即効的な改善は観られませんでしたが、4診目より改善を自覚してもらい始め、徐々に良くなった結果、2カ月ほどで腰痛がなくなり、それから半月ほどでしびれもなくなりました。横浜まで旅行に行った際に症状が出なかったということで施術を終了しました。

脊柱管狭窄症で高齢でもあるためあきらめてしまう方もおられますが、治りたいというご本人の意思も強く喜んでいただけた症例でした。

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